計測機器メーカーの新人エンジニア向け工業デザイン教育
デザインとエンジニアリングの融合による新たな価値創出を意識し、計測機器メーカーのエンジニア向けに、デザインリテラシーの向上を目的としたプログラムを二日間に渡って開催。工業デザインの歴史を振り返りつつ、アイデアスケッチとプロトタイピングの実習を実施。具体的には、戦後から現在に至るまでの、日本のデザイン史を基に、社会における製品開発の潮流と、デザインの役割の変遷に触れた上で、自ら考え、その意図を他者に伝達するツールとしてのスケッチ技術を演習形式で指導。同時に、子細な観察から、機能が成立する構造を見出し、模型を製作しながら設計を進める手法を身に付ける実習を提供。