海洋温暖化に伴う、水産業の環境変化・課題調査
日本における水産業を取り巻く環境は、海洋温暖化と水産業従事者の減少・高齢化に加え、水産物の消費量が年々減少。本検討では研究機関と共同で、沿岸地域を中心に、漁法・魚種ごとの文献調査や、関係者へのインタビューを含む、複数回のフィールドワークを実施。海洋環境の変化に起因する漁収穫の予測困難性と、従事者の変化も密接に関わる漁業コストの上昇に伴い、水産物の単価が上昇して更に消費量が減少する、悪循環を構造的に把握。課題を基に、地域の活性化につながる新規事業・研究のアイデア創出へ。