花澤
プロダクトデザイナー

花澤 啓太

Keita Hanazawa mag design labo. 代表 静岡県静岡市

1978年静岡県生まれ。大阪芸術大学卒業後、複数の家具メーカーに勤めた後、2008年にプロダクトデザイン事務所「mag design labo.」を設立。「境界」をテーマに色々な活動の中から芸術を模索し、色々な手段の中からデザインを模索している。2011、15、16年グッドデザイン賞受賞。2014年国際交流基金の新・現代日本のデザイン100選に選出。

Works / Interview

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「琴線に触れるカタチ」

中学校の指定シューズを、大人になってもう一度手に取る。デザインは大人向けに少し洗練されても、「あっ、これ、ジャガー(※1)だ!」と、分かる人は思わず口に出る。何度となく繰り返された光景でも、シューズ「wear the memories」のディレクションをした花澤啓太には、いつも微笑ましく映る。 ピアノの旋律や、夕餉の香りが呼び起こす思い出があるように、花澤の作品にも、ヒトの心をくすぐる何かがある。少年時代はよく、一人で漫画を描いて、友達みんなと笑い合った。登場人物、世界観、ストーリーの全てを、自分の思想と筆一本で紡ぎだし、時にちょっとしたサプライズを演出するのが、本当に好きだった。 紆余曲折を経て、プロダクトデザインの道を進む今も、モダンデザインを意識しつつ、自分だけのメッセージと遊び心を加えずにはいられない。子どもの大切な思い出を収納する「おしばなし文庫(※2)」などは、その最たる例の一つかもしれない。ミニマルやシンプルといった王道とは逆でも、メーカーのレーザー・木工技術を最大限に活用しつつ、いつも見える場所に置けるデザインを追求し、「本」のカタチに辿り着いた。 店頭に並ぶと、多くの購入者が文庫に「名入れ」し、思い入れを持って製品と接してくれた。一緒にストーリーを作り上げていく。一つ、自分のスタイルを確立できた、と思った。 以前、雑誌の編集者から、点と点をストーリーで結び、カタチに意味を吹き込む手法を「構成作家のよう」と評されたことがあったそうだ。そうかもしれない、と合点がいった。そして近年、花澤は「では、自分の作家性とは何か」について考えている。答えを模索しながらも、マスプロダクションにはない、一人ひとりの五感に訴え、琴線に触れるデザイナーがいても良いのではないか、と思う。 (文 / 小山 翔) ※1: 学校の指定靴などで有名な、福岡・ムーンスター社の名作「ジャガー・シグマ」 ※2: 桐でできた、子どもの大切な思い出を収納するタイムカプセル文庫

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静岡の港町・用宗でオフィスを兼ねた雑貨店舗を運営
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