安楽
図絵師

安楽 雅志

Masashi Anraku ひげラク図絵社 代表 愛知県名古屋市

1975年鹿児島生まれ、広島県育ち。名古屋を拠点に似顔絵、鳥瞰図、ポスター、居酒屋の壁画、看板制作など「昭和」をテーマに懐かしさとユーモア、迫力のあるイラストを描く。制作を通じて、暮らしに役立ち、地域を発展させ、観光をうながし、日本を豊かにすることが信条。多数のイベントや展示にも出展。

Works / Interview

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「昭和レトロなエネルギーの源泉へ」

図絵師・安楽の展示ブース前で取材していると、その昭和レトロな絵が放つ強いエネルギーに吸い寄せられ、自然と人々が周囲に集まってくる。安楽はすかさず、その人懐っこい笑顔で「懐かしいの全般、得意です!」と営業トークを忘れない。 学生時代、安楽は陸上の選手だった時期がある。だが、進学先の土地になじめず、記録も伸びず、葛藤した末に退部してしまう。それまで部活動に明け暮れていただけに、「何も残らなかった」そうだ。そんな空虚な自分と向き合おうと、専攻していた中国文学や古代思想にも影響され、心機一転、安楽は中国へ留学・旅行に出る。——後に、自分の生き方を変えることになるとも知らず。 1990年代当時の中国の街には露店が立ち並び、印鑑や花文字、切り絵など一芸で生計を立てる職人も多かった。その逞しさ・活気に刺激を受け、参考書を片手に安楽も見よう見まねで切り絵の「似顔絵」を制作してみると、意外にもできてしまった。帰国後、大学の文化祭で披露してみたところ、これが大好評。折しも就職氷河期だったこともあり、貧乏でもいいから好きなことをしようと、腹を括った。 似顔絵は不思議で、描いた枚数だけ新しい人との縁ができる。絵を一から教わることになるイラストレーターや、駆け出しの安楽に「昭和食堂」の看板・イラストを依頼してくれた経営者、鳥瞰図の仕事をくれることになるテレビ関係者など、多くの人々との出会いに導かれ、今の安楽がある。 描くのは懐かしさだけではない。ユーモラスでいて、どこか憂いも帯びた感情豊かな人々や、ダイナミックな活力を感じさせる街の鳥瞰図には、安楽が悩み、旅した日々の想いが詰まっている。少し怪しげで、でも底抜けに明るくて——。そんな「昭和」という時代の二面性を自分に重ねながら、安楽は今日も心底楽しそうに筆を振るう。 (文 / 小山 翔)

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