益田
指物職人

益田 大祐

Daisuke Masuda 指物益田 代表 東京都墨田区

東京都練馬区生まれ。家具メーカーに勤務していた頃、指物との印象的な出会いを機に退社し、江戸指物渡邊に弟子入り。独立後、2009年に墨田区に移転し、伝統工芸保存会に入会。歌舞伎役者の楽屋鏡台、茶道具や普段使いの小物など幅広く制作。修理・修復も手掛ける。

Works / Interview

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「現代へと繋げる指物文化」

指物(※)が近年、欧州やアジアで静かな注目を集めている。そして、その中心に指物職人・益田がいる。 益田は墨田区に工房を構え、伝統技法を守りつつ、モダンなデザインを取り入れ、照明や名刺入れなど指物の幅を広げ続けている。また、近年は下町を飛び出し、匠の知恵と技を凝縮した組立式「スーツケース茶室・禅庵」プロジェクトに参画し、日本のモノづくりの海外への配信にも積極的に携わっている。 面白いことに、益田はそもそも伝統工芸とは縁遠い家の生まれである。幼い頃は周りの友達と遊ぶよりも、一人で黙々と絵を描いたり、鋏を手に紙と戯れるような子どもだった。また、父が建築関係の会社に勤務しており、中学生になると好奇心から施工現場にも出入りし、職人たちとの接点を持った。このあたりが、益田がモノづくりを志す原風景だったと言える。やがて益田は高専の工業デザイン科を卒業する。 しかし、折しもバブル崩壊により、企業はデザイナー採用を絞っていた。結果的に益田はデザイナーではなく、家具職人として就職する。やがて仕事が分かり始めた頃、ある展示会で江戸指物に出会う。電動工具が多く、「機械の限界」にデザインが制約されがちな現状に悩んでいた益田にとって、指物は工程の見えない未知なる作品で、華奢に見えて数百年もの耐久性を備えることに衝撃を受けた。一念発起し、下町の親方に弟子入りする。 徒弟制で収入は限られ、休日はラーメン屋でバイトに勤しむ時期もあった。一方で、下町の人々との交流から、独立後に仕事で関わる著名な歌舞伎役者やデザイナーたちとの知己を得たのも、この頃である。 今日、益田は後進育成に強い危機感を抱く。道具が手に付くのに5年、そこから仕事の段取りを磨くのに更に数年もかかる業界で、持てる技術を如何に継承していくか、益田は次の挑戦を見据える。 (文 / 小山 翔) ※: 江戸時代に大きく発展した、外側に組み手を見せず、金釘も使わずに組み立てる木工品

Office / Studio

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これまでの作品を展示した博物館を工房に併設
オフィス・スタジオ外見
作業に集中すると、時に寝食を忘れるほどに
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