高橋
彫刻家 / ドアハンドルマイスター

高橋 靖史

Yasufumi Takahashi すがたかたち アートディレクター 栃木県宇都宮市

パリ、ニューヨークへ留学。カナダ国立ケベックミュージアムに彫刻作品が所蔵。帰国後は暮らしと芸術の調和を目指し、「すがたかたち」を起業。日仏米独で毎年コレクションを発表。触り心地を追求した天然一木づくりのドアハンドルはクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」をはじめ、世界12カ国のホテル・レストランに採用。

Works / Interview

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「日々の暮らしと芸術の調和」

数えきれない国内外での受賞歴・個展に彩られ、高橋の彫刻家・アーティストとしてのキャリアは順風満帆と言っても過言ではない。それが今、なぜドアハンドルを中心に、日々の暮らしと芸術の調和を目指しているのか。 若き日の高橋は、カッティングエッジな芸術の高みを追い求め、世界を旅し、制作を続ける求道者だった。芸術家は「わがままな王様のような存在で、その王様に奉仕する奴隷でもある」と述懐するように、そこに家族との時間を大切にする余裕は少なかった。そんな葛藤を抱えながらも、子どもたちを授かり、高橋の心境は変化し始める。 折しも東日本大震災の影響もあり、生と死の間から、毎日を大切に積み上げることの尊さを、高橋は思い至る。自分の持てる知識・技術で「美しい生活」「暮らしの芸術」を実現したい。こうして布作家である妻・牧子とのブランド「すがたかたち」の目指す方向性が見えてきた。 妻と先ず取り組んだのは、自宅のDIYによるケーススタディだった。二人で議論を尽くし、照明・ドア・テーブルウェアなど、日常を彩る数々の作品をデザインしてきた。やがて、そこから生まれた一作品である木製のドアハンドルが、JR九州クルーズトレイン「ななつ星」プロジェクトの目に留まり、製品開発・強度試験を経て、不特定多数の使用に耐え得る工業製品へと昇華する。この「幸せな邂逅」を機に、高橋の作品たちは世界中の著名な建築にも採用され、木製の温もり・洗練されたフォルムが、訪れる多くの人々の感性を楽しませている。 ドアハンドル製作に取り組むようになってから、高橋の生活は大きく変わった。昼間は工房で集中して働き、夜と週末は家族とゆっくり過ごす、確かなリズムが生まれた。そして今、夫婦の最大の楽しみは、「すがた」「かたち」と名付けた子どもたちがこの屋号を引き継げるよう、何かクリエイティブな仕事ができるよう、その成長を見守ることだ。 (文 / 小山 翔)

Office / Studio

オフィス・スタジオ外見
宇都宮市にある工房で、布作家である妻・牧子と二人三脚で創作に励む
オフィス・スタジオ外見
工房に並ぶのはこれまで開発してきた各シリーズのドアハンドル
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